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ポークビンダルー

ここ一年くらいお店や自宅で作ってるポークビンダルーのレシピを記録として残してみることにした。

ポークビンダルーは、インドのゴア地区を代表する代表的な料理で、もともとはポルトガル人が伝えていったと言われいて豚肉にワインビネガー、ニンニクなどを漬け込み様々なスパイスで煮込んだ酸っぱくで辛い煮込み料理。

ポークビンダルーの作り方は簡単に言うと漬け込んで、煮込むだけ。ただ、時間がちょっとかかり作り始めた日には食べれない。(正確には朝から仕込めば夜には食べれるけど)

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初めて自宅で作ったポークビンダルー。


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自分が食べてきた中で1番美味しいって思ったポークビンダルー。渋谷の「副大統領」というお店。作り方のヒントとかもたくさんくれた。

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以前働いてた「ルッテン」で実際にお店でも販売する事になったポークビンダルー

 

玉ねぎ 1kg

トマト500g

豚バラブロック 600g

お酢 50cc

米油 100cc

ミント 1pc

ココナッツパウダー 150g+水450cc

ニンニク 20g

生姜 20g

水 800cc 

塩  小さじ2

砂糖 小さじ2

 

マリネ液を作る

スパイス (別容器にすべて入れる)

「カイエンペッパー 小さじ1/2 コリアンダーパウダー、パプリカパウダー 各大さじ1

クミンパウダー、ターメリックパウダー、プラックペッパーパウダー 各小さじ1」

①ココナッツパウダーに水450ccを入れ溶かす。

②にんにく、生姜をすりおろしココナッツ水に入れる。

③スパイス混ぜながら②に入れる。混ざったらお酢を加える。

④ミントをみじん切りにして③に入れる。

⑤豚バラブロックを大きめにカットし④に入れ、肉をマリネ液に漬け込む。

⑥落としラップをしてその上からきれいにラップをして冷蔵庫で9時間ほど寝かせる。

 

玉ねぎを炒める

①熱した鍋にこめ油100ccを入れ、油を温める。

②玉ねぎをみじん切りにして鍋に入れ炒める。(水分が飛ぶまで30時間程度)

③トマトを湯剥きしてヘタを取り水分の飛んだ②に入れ、水分が飛ぶまで再度炒める。

④水分が飛んでペースト状になったら別容器に移す。

 

テンパリング

ブラウンマスタード 小さじ1、カルダモンホール、クローブ 各8個

シナモンスティック10cm、ローリエ4枚(カルダモンは割って油が沁みやすく)

①玉ねぎを炒めた鍋は洗わずそのまま使用。こめ油大さじ2を入れ温める。

②ブラウンマスタードを鍋に入れパチパチとなるまで炒める。

③残りのスパイスを鍋に入れ香りが立つまで炒める。(鍋を傾けながらスパイスと油が馴染むように火を入れる)

④スパイスの香りが立ったら、別容器に入れた玉ねぎを鍋に戻し、再度炒める。

 

パウダースパイスを加える

コリアンダーパウダー 小さじ2、クミンパウダー、パプリカパウダー 各小さじ1、

ターメリックパウダー、カイエンペッパー 各小さじ1/2

鍋にパウダースパイスを入れ更に炒め全体をなじませる。

 

仕上げ

①鍋のスパイスが馴染んだら、漬け込んだマリネ液を3回に分けて入れ温める。

②熱が入ったら水600cc程度を2回に分けて入れ温める。

③温まったら、肉を入れる。ボウルに残った水を入れ、マリネ液も全て鍋に入れる。

④混ぜすぎると肉が崩れてなくなるので、できるだけ触らないよう、焦げ付かないように40分ほど煮詰める。

⑤最後に塩と砂糖を入れる。(味が薄い場合は、少量ずつ足していく)

※出来上がった当日はスパイスがたっているのでキリッとした味わいで、少し寝かせるとスパイス感も落ち着いてまろやかな味わいに。